以下、舛添 要一厚生労働大臣年金記録業務の適正執行に関する誓約である。よく覚えておきましょう。
年金記録業務の適正執行に関する誓約
今般の年金記録問題については、社会保険庁における業務管理やシステムの運営についての長い年月にわたる問題点とプロセスにより生じたものであり、国民の皆様に大きなご不安とご心配をおかけしましたことを、深く反省し、国民の皆様に心からお詫びを申し上げます。
年金事業運営に携わる全ての職員は、年金記録問題の一刻も早い解決と社会保険庁改革の一層の推進に取り組むとともに、今回の問題を大きな教訓として、年金記録の正確性確保の重要性を胸に刻みながら、以下の点を基本原則としつつ、誠実に今後の業務執行にあたることを誓います。
1 年金制度が国民の皆様の信頼があってこそ成り立つことを再認識し、安心と信頼をしていただける業務運営を徹底します。
2 年金記録の管理について、国民の皆様の大切な年金に関する記録を正確に作成し、保管・管理するという使命感と、国民の皆様の信任を受けて業務を行うという責任感をもって、その業務にあたります。
3 裁定請求の時に確認すればよいといった考え方ではなく、年金記録の正確性を常に確保する業務運営を行うため、社会保険庁が自ら点検するとともに、国民の皆様が年金記録の確認をしていただけるよう、分かりやすく情報提供を行います。
平成19年10月31日
厚生労働大臣 舛添 要一